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広島税理士のひとりごと『夏休みの読書感想文 還暦からの底力 …歴史・人・旅に学ぶ生き方… を読んで』

2020/07/20 [MON]

『好きなことをやる、あるいはやれること。人間の幸せはそれにつきます。「人・本・旅」でいろいろな人に会い、いろいろな本を読み、いろいろなところに出かけて行って刺激を受けたらたくさんの学びが得られ、その分人生は楽しくなります。』これが、この本の結論的言葉ですが、著者は、立命館アジア太平洋大学学長で、日本生命保険を退職後、ライフネット生命保険を創業した出口治明氏です。

 

 色々の事が書かれている中で、次のような、税務に関する記述がありました。

『極論すれば、配偶者の取り分を除いて相続税率を100%にする代わりに、贈与税を0%にすればいいと思っています。ただし、贈与税率を0%にする際には条件をつけ、例えば贈与する相手は50歳以下に限定する。人生でお金がかかるのは子供を育てるときですから、自分の血がつながった子供でも他人の子供でも構わないので、子育て費用が必要な人にお金が回るようにするのです。

 相続税率100%というのは、もし死後に財産が遺ったら政府を信じるので政府がお金を自由に使って下さいという考え方。 贈与税率0%は、その逆で、政府を信じない人は生きている間に贈与して、好きなようにお金を使って下さいという考え方です。

 高齢者よりも若い子育て世代のほうがたくさん消費しますから、子育ての終わった還暦世代がお金を貯めこんでいるより、生前贈与したほうが日本経済の活性化にまちがいなく貢献するでしょう。』

 

 「還暦からの底力」という題名の本ですが、若い人にも参考になることが書かれていますので、是非購入してください。講談社現代新書から出版されています。

 

以上、夏休み読書感想文という題名で書いた本の宣伝でした。

 

広島総合税理士法人