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広島税理士のひとりごと『自助』

2020/11/20 [FRI]
「自助、共助、公助、そして絆」
 
2020年9月に行われました自由民主党総裁選挙での、菅義偉首相のキャッチフレーズです。
HPなどを見ればもう少し説明があります。
そもそも、「互助」も含め社会保障分野での各種制度を指す言葉でもあるようです。
このうちの「自助」が、冷たいといった印象を与えたようです。
コロナ禍の真っ只中のタイミングで菅義偉首相がおっしゃった「自助・・・」は、疲弊して、もう限界、と思っていた業界の経営者や労働者の方々には冷たく受け止められる面があるのでしょう。
 
「自助…」について、思い出したことがあります。
私は、学生時代にサークル活動及びバイトでラフティング (rafting)をしていました。
ラフティングとは、河川の激流をゴムボートで下るアウトドアスポーツです。
それなりに危険が伴いますので、危機回避のために研修へ行っていました。
その際には、レスキューは以下の順序が鉄則と学びました。
 
「セルフレスキュー・ファースト」
ラフティングボートはたまにひっくり返りますので、人が川に落ち流されます。
ライフジャケット、ウェットスーツ、ヘルメットの装備を正しく着用し、流される際の身体姿勢、岸に泳ぐ際の方向を誤らぬよう等、レクチャーと訓練をしておきます。
最低限の、その人自身が生き残るための準備、知識、経験こそが第一順位にきます。
 
「チームレスキュー・セカンド」
事前に、何かあったらああしようこうしようと策を練り、お互いの力量も分かった上で、危機回避のための意思疎通を深めることができる相手同士のレスキューです。
 
「ヴィクティム(victim=被害者)レスキュー・サード」
職業レスキューチームが行うレスキューです。
水難事故でのボートやヘリでの救出も含みます。
 
菅首相がキャッチフレーズにまで持ってきたので自己の信念であることは間違い無いのでしょう。
受け止められ方をどのように予測していたのかは知る由もありません。
コロナ禍であれ、そうでなくとも困難なとき「セルフレスキュー・ファースト」も忘れず、家族や周囲に対して自分にできることをしていこう、そんな風に私は受け止めました。
 
広島総合税理士法人
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